
1ヶ月の間にDELL【デル】のサイトにも再三アクセスしました。・・・いつもキャンペーン中でさすがに安くて良さそうなイメージな訳ですね。オンライン限定のクーポンでの割引、メモリやCPUの無料アップグレードなどお買い得感満載なわけです。
しかし、「同程度のスペックで見積りすると、どのメーカーも金額の差がほとんど出ない!」 とすでに書きましたが、思うにDELL【デル】に他社メーカーが追随している事が原因だと思います。
パソコン販売シェアから見るパソコン購入に見られるように2005年の国内パソコン販売シェアでトップ3のメーカーは
- NEC 20.6%
- 富士通 17.9%
- DELL 12.3%
年々、DELL【デル】の国内シェア(世界シェアは1位)はオンライン通販のみで伸び続けており、NECや富士通もいつその牙城を崩されるかわからない状況です。(かつてトップ3の一角だったソニーのシェアは6位でわずか5.7%)
安穏としていられなくなった各社は、自社の直販サイトに大いに力を入れはじめ、「クーポン割引」「無料アップグレード」「常時サポート体制」などDELL【デル】の手法そのものを取り入れており、いかにDELL【デル】が他社の脅威であり、またお手本であるかが良く理解できます。
直販への取り組みはメーカーにより大きな差がついていますが、販売店への配慮による中途半端さから完全に抜け出したNECや富士通などの国産トップメーカーのパソコンがより安く買えるようになった状況はおおいに歓迎すべき事で、これもDELL【デル】がもたらした功績のひとつだと思います。
DELL【デル】は、安くてよいパソコン・メーカーの先駆者として、新しいパーツや技術の採用もはやく、安心して買えるブランドのひとつだと思います。しかし、すでに他社に対する価格やアフターサービスのアドバンデージ(優位性)は特に認められない状況であると思います。
印象的なTVコマーシャルと徹底したお買い得キャンペーンによるイメージ戦略で、パソコンに決して詳しくはない一般ユーザーの取り込みに成功しているようです。しかし、その決して詳しくはない一般ユーザーの急増にサポート体制が追いついていない事が、サポートランキングの低下を招いているようです。
かつて日本でDELLのパソコンを買っていたのは、マニアな人達が多かったワケですからコレは当然予想できた事態だと思うのですが・・・今後のより良いサービスに期待したいですね。DELLノートの炎上、爆発問題などは非常に気に掛かりますが、リーディングカンパニーの一翼としてユーザーのために良い環境を創って行って欲しいと思います。
参考:Yahoo本社でDELLノート爆発、数百人が避難-
Engadget Japanese
DELLノートまたまた爆発炎上
- Engadget Japanese
爆発炎上ノート:デル・ソニーは10カ月前からバッテリーの問題を認識
DELL
ノート 炎上 爆発 google
参考:パソコン最大手・米デルに米ナスダック上場廃止勧告
asahi.com
アサヒコムより引用:2006年09月22日 米証券取引委員会(SEC)から財務報告に虚偽記載の疑いがあると指摘されたことに対応するため5〜7月期の決算報告が遅れ、ナスダックの上場規定に違反する恐れが出ている・・・デルは今月11日、SECによる非公式な調査の結果、過去の会計・財務報告に虚偽記載の可能性があると発表。
実はNEC TXとは別にDELL【デル】のノートパソコンを購入しました。
DELL【デル】ノート購入への道
パソコンを買うのは楽しいな〜
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